惜陰の心
幕末の儒者、佐藤一斎は「昨日を送りて今日を迎え、今日を送りて明日を迎う。人生百
年此くの如きに過ぎず。故に宜しく一日を慎むべし。」
「昨日を送って今日を迎え、今日を送って明日を迎える。人の一生は、たとえ百年過ごした
としても、この繰り返しである。だから、その日一日を大事に過ごさなければならない」とい
っている。
陶淵明の「勧学」に「盛年重ねて来たらず 一日再び晨なり難し 時に及んで当に勉励
すべし 歳月は人を待たず」とある。
来る年は一日たりとも時を無駄に過ごさず、学び、そして常に前進の一年でありたい。