「正法眼蔵」~現成公案
正法眼蔵とは曹洞宗の開祖道元禅師が著わした書物である。その第一巻に「現成公案」
という巻がある。その中の文で私が大変好きな言葉がある。
「自己をはこびて 万法を修証するを 迷とす 万法すすみて 自己を修証するはさとりなり」
自分が主体となってものごとを実証するのではなく、まわりが自己を実証することが大切と
いうことである。人間関係あるいは経営的にも解釈出来る言葉である。
この言葉が理解出来ないと、混沌とした世の中でこれから先生き残っていくのは難しいで
ろう。
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正法眼蔵とは曹洞宗の開祖道元禅師が著わした書物である。その第一巻に「現成公案」
という巻がある。その中の文で私が大変好きな言葉がある。
「自己をはこびて 万法を修証するを 迷とす 万法すすみて 自己を修証するはさとりなり」
自分が主体となってものごとを実証するのではなく、まわりが自己を実証することが大切と
いうことである。人間関係あるいは経営的にも解釈出来る言葉である。
この言葉が理解出来ないと、混沌とした世の中でこれから先生き残っていくのは難しいで
ろう。